デジタルアート(インタラクティブ)部門
大賞
エンターテインメントロボットAIBO(ERS-110)
『エンターテインメントロボットAIBO(ERS-110)』開発チーム
“Entertainment Robot AIBO (ERS-110)” Development TeamAIBOとは、家庭において人間とコミュニュヶ一ションをとれる4足歩行の自律型ロボットであり、産業用ではないエンターテインメントに特化した、世界でも例をみないロボットである。 感情・本能モデルを搭載し学習し成長していく特徴をもち、人間とのインタラクションによりさまざまな反応をする。 18個のモーターは、関節の自由自在な動きを実現し、時にメカニカルてシャープな外観からは想像もつかない愛嬌のある動作をする。
© 1999 Sony Corporation
プロフィール
大槻 正
OTSUKI Tadashiソニー株式会社ER事業準備室室長。
略歴、1948年生まれ。京都府出身。静岡大学工学部卒業。1972年4月、ソニー株式会社入社。 カラーテレビの開発、ディジタルオーディオの研究、開発、商品化、及び光磁気ディスク装置の開発、商品化、 事業化を経て、株式会社ナムコに転職し、3次元CGの研究開発を担当。1997年からソニー株式会社に戻り、エンターテインメントロボットの開発、事業化を担当。
贈賞理由
自律型エンターテインメントロボットAIBOは、わが国が誇るエレクトロニック技術、ロボット技術、ソフトウェア、人工知能といった先端技術を、チャーミングなキャラクターデザインとエンターテインメント性でまとめあげ、新しい創造分野とエンターテインメント市場を開拓した次のミレニアムを予感させる作品である。