今年度のフェスティバルへ

開催内容

受賞作品展

会期:

2006年2月24日(金)~3月5日(日)

会場:

東京都写真美術館(恵比寿ガーデンプレイス内)

入場無料


贈呈式

日程:

2006年2月23日(木)

会場:

ウェステインホテル東京(恵比寿ガーデンプレイス内)


募集期間:

2005年8月1日〜10月20日


主催:文化庁メディア芸術祭実行委員会
[文化庁・CG-ARTS協会]

関連書類

文化庁メディア芸術祭実行委員会

会長:

河合 隼雄(文化庁長官)

運営委員:

永田 圭司(CG-ARTS協会理事長)
浜野 保樹(東京大学大学院教授)

審査委員:

アート部門

主査:草原 真知子(早稲田大学教授)
浅葉 克己(アートディレクター)
土佐 信道(明和電機)
中谷 日出(NHK解説委員)
ヤノベケンジ(美術作家)

エンターテインメント部門

主査:中島 信也(CMディレクター)
石原 恒和(ゲームプロデューサー)
斎藤 由多加(ゲームデザイナー)
鈴木 裕(ゲームプロデューサー)
宮崎 光弘(アートディレクター)

アニメーション部門

主査:富野 由悠季(アニメーション監督)
片山 雅博(多摩美術大学教授)
神村 幸子(アニメーター)
寺井 弘典(映像クリエイター)
細田 守 (アニメーション監督)

マンガ部門

主査:里中 満智子(マンガ家)
木村 忠夫(日本漫画学院学院長)
黒鉄 ヒロシ(マンガ家)
竹宮 惠子(マンガ家)
モンキー・パンチ(マンガ家)

功労賞

総評

浜野 保樹

東京大学大学院教授

テクノロジーが成熟し、ネットワーク作品と映像作品の質が格段に向上

今回、すべての部門の審査員に共通した意見は、映像作品とネットワーク作品が、これまでとは隔絶しているかのように質が向上しているということであった。それは、映像表現のテクノロジーやネットワークがやっと作者の表現意欲に応じられるくらいに成熟してきたということなのだろう。
つまり表現のテクノロジーはデジタル技術に限り、すべての人に開放されたということであり、長い白熱した議論の末にアニメーション部門の大賞作品に選出された『浮楼』が、その成果といえよう。さらにネットワークの端的な成果はエンターテインメント部門の『Flipbook!』で、文化庁メディア芸術祭開始以来最初のネットワーク上で展開される作品が大賞となった。
増加するばかりの作品数に真摯に対応していただいた審査員と事務局の方々には、ただただ感謝する次第である。複数の審査員の目で一次審査を行ない、その後、審査員全員で評価を行なうという手順をとっているが、もう限界に近い作業量になっている。
日本のポップカルチャーは海外での評価が高まる一方だが、文化庁メディア芸術祭は、国内での評価軸を海外に提示する貴重な機会となっている。今回、43カ国という多くの国々から応募があったことからしても、審査員や事務局のこれまでの努力は十分報われているといえよう。