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マンガ部門

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審査講評

「アニメーション」ではないデジタルマンガに期待したい

主査 里中 満智子

マンガ家

今年度は応募作品も多く、この賞が広く知られる存在に育ったことを改めて感じる。いわゆる流通出版物だけでなく、自費出版や同人誌の応募も目立ってきたこともうれしい。マンガの可能性を拓く...という意味で、デジタルマンガに期待したいのだが、応募作品をみると「デジタルマンガ」と「アニメーション」の区別がついていないものが目立った。アニメーションはデジタルであれ、アナログであれ、アニメーションだ。「デジタルマンガ」は「デジタル表現を取り入れることで新しい見せ方を開拓する」という、その工夫が生かされているという意味なのだが...。海外からの応募にアニメーションが多かったのが少し残念だった。

プロフィール

里中 満智子

SATONAKA Machiko

マンガ家

大阪市生まれ。高校在学時に『ピアの肖像』で第1回講談社新人漫画賞を受賞。1974年、『あした輝く』『姫が行く!』の両作品で講談社出版文化賞受賞。代表作に『あすなろ坂』『愛人たち』『アリエスの乙女たち』『ギリシア神話』など多数。現在、『万葉集』の世界を描いた『天上の虹』を描き下ろし単行本という形で執筆中。大阪芸術大学芸術学部キャラクタ-造形学科教授、マンガジャパン事務局長。

( 2005 )

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