今年度のフェスティバルへ

大工原 章

作画監督

日本の漫画映画創生のころからスタジオワークに従事なさり、戦後、長編漫画映画の制作を経験されながらも、テレビアニメが始まった頃には、映画産業の衰退時期とも重なって、辛酸を舐められました。それでも、ディズニーや手塚アニメだけではないという立場から、固有のものを模索され続けていらっしゃいました。アニメーターという現職の立場では、意思堅固にもつことが難しい業界にあって、生き続けられるかぎりしなければならないこともあると教えられます。その先達に敬意を表するしだいです。

プロフィール

大工原 章

DAIKUHARA Akira

日本

1917年生まれ。創生期の日本のアニメーションを築いた人物。作品ごとに全く異なるスタイルを打ちたて、持ち前の万能技とスピードで東映動画(現、東映アニメーション株式会社)初期長編の作画監督を歴任した。その柔軟な指導で技術を磨いて巣立っていった後進のスタッフも数多い。
『白蛇伝』『少年猿飛佐助』『西遊記』『アラビアンナイト シンドバッドの冒険』の原画や、『わんわん忠臣蔵』『アンデルセン物語』『アリババと40匹の盗賊』の作画監督他、数々の往年のヒット作品を手がける。

( 2006 )

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