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アート部門

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審査講評

【作品カテゴリ別講評】Web

原田 大三郎

多摩美術大学教授

ウェブが存在しない日常を想像するのが困難な現代において、さまざまな社会的な活動におけるウェブの重要性を疑うものは、すでに存在しないだろう。特に商業活動においてウェブは多くの問題を内包しているが重要なインフラであることは確かである。そういう社会状況において、アートの世界におけるウェブのあり方とはいったい何だろう? この問題はここ数年、アート部門のウェブに投げかけられている問題だ。最初から世界に向けて開かれた窓をもったウェブ上で展開される、独り言のようなウェブ、また他のメディアで置き換えが可能なことをウェブ上で展開している作品。それらをすべて否定することはできないが、しかしもう一度ウェブのもつ有効性や特質を再考しなければならない時期ではないだろうか?

プロフィール

原田 大三郎

HARADA Daisaburo

多摩美術大学教授

1983年、筑波大学大学院芸術学部総合造形コース卒業。坂本龍一、安室奈美恵、小室哲哉、globe、LUNA SEAなどの国内外コンサートツアーやプロモーションビデオの映像演出、また映画のオープニング映像やVFXなどを担当。1993年、NHKスペシャル『驚異の小宇宙・人体2 脳と心』CG監督。1994年、第1回日本芸術文化振興賞受賞、マルチメディアグランプリ '94 MMA会長賞受賞。2001年5月より SHARP『AQUOS』VP制作。現在、多摩美術大学情報デザイン学科教授。

( 2008 )

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