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エンターテインメント部門

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優秀賞

NARUTO-ナルト-ナルティメットストーム

NARUTO-ナルト-ナルティメットストーム 開発チーム
代表 松山 洋

MATSUYAMA Hiroshi,
Representing NARUTO: Ultimate Ninja STORM development team

ゲーム [日本]

「アニメとゲームの華麗なる融合」をコンセプトに掲げ、日本が世界に誇るリミテッドアニメーションを極限まで研究した作品。その結果、リアルタイムCGによる表現手法の確立に成功し、これまでに誰も見たことがない、まるでアニメを自分で動かしている感覚が味わえる、驚愕の超シネマグラフィックを実現した。

© 岸本斉史 スコット / 集英社・テレビ東京・ぴえろ
© 2008 NBGI

プロフィール

松山 洋

MATSUYAMA Hiroshi

日本

博多のゲーム制作会社サイバーコネクトツー代表取締役社長。代表作は『.hack』シリーズ(全世界累計270万本)や『NARUTO-ナルト-ナルティメット』シリーズ(全世界累計620万本)。開発のかたわら毎月60冊のマンガ誌を読む大のマンガ好き。アニメーションや映画、もちろんゲームもマンガも幅広くこよなく愛している。

( 2009 )

贈賞理由

最大の理由は、グラフィックス、動き、演出の秀逸さである。「絵がキレイ」という言葉は、ゲームにおいて、必ずしもほめ言葉とは限らない。それは、文字主体のアドベンチャー・ゲームや、豪華なグラフィックスのないパズル・ゲームが決してすたれないことからも、わかる。しかし本作は、“絵がキレイ”であると同時に、操作性はシンプルで、キャラクターやストーリー性に頼らずとも、プレイヤーをゲームの魅力に誘うことに成功している。そして、その両方の特徴が「インタラクションの気持ちよさ」という、きわめてゲーム的な美点へとつながるのである。 マンガから始まり、アニメーション化され、ゲームになるという流れは、人気コンテンツの定番だが、ゲーム化の段階で商業的につまずく場合が少なくない。それは、文字どおり「メディアとしての」ゲームの特質によるものだが、本作はその陥穽[かんせい]にはまらず、マンガ発のゲームとして、ひとつの完成型を示している。

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