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エンターテインメント部門

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優秀賞

無限回廊 光と影の箱

鈴田 健/藤木 淳/ 鈴木 達也

SUZUTA Ken / FUJIKI Jun / SUZUKI Tatsuya

ゲーム [日本]

PlayStation®Move発、光と影をテーマにつくられたアクションパズルゲーム。懐中電灯に見立てたPS Moveモーションコントローラで、ゲーム画面に映る影の形を自由自在に操ることができる。想像力を駆使して影の形を変え、さまざまな仕掛けや「シャドウアート」を見つけながら、影の上を歩く主人公をゴールへと導く。懐かしくも、新しい影絵遊び。

© 2010 Sony Computer Entertainment Inc

プロフィール

鈴田 健

SUZUTA Ken

日本

1979年生まれ。広告業界でコピーライター業に従事した後、08年ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)入社。『無限回廊 光と影の箱』プロデューサー。

( 2010 )

藤木 淳

FUJIKI Jun

日本

1978年生まれ。『無限回廊 光と影の箱』企画・監修を担当。前作『無限回廊』の原作者。

( 2010 )

鈴木 達也

SUZUKI Tatsuya

日本

1973年生まれ。SCEシニアプロデューサー。前作『無限回廊』のプロデューサー。『無限回廊 光と影の箱』プスーパーバイザー。

( 2010 )

贈賞理由

光という入力デバイスからエンターテインメントへの飛躍
3D表現の特徴を逆手に取り、影というメタファーで立体を2Dパズルとして展開した作品。同様のモチーフの作品は過去いくつかメディア芸術祭に応募があったが、新しい入力デバイスを「光源」として用いることで、これまでにない立体表現を試みている。
このゲームのベースとなる技術は、本作の制作者が開発した「OLE Coordinate System」。現実には存在しえない不思議な立体歩道を描画できるソフトだ。そのソフトから市販ゲームへと展開され、これまでも野心的なゲームが同じ制作者によってつくられてきた。しかし本作で注目すべき点は、過去作での実験的な傾向から脱し、エンターテインメント性の高い作品として完成している点だろう。ゲームクリエイターとしての成熟を経て、今後の、エンターテインメントとメディアアートのさらなる融合を期待させられる。

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