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アート部門

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  • Photo: Ryuichi Maruo (YCAM)

優秀賞

particles

真鍋 大度/石橋 素

MANABE Daito / ISHIBASHI Motoi

メディアインスタレーション [日本]

点滅する光源が空中を浮遊し、幻影的な残像を作り出すライトインスタレーション。八の字型螺旋構造をもつレールの上を、LEDを内蔵した多数のボールが次々に通過していく。ボールが様々なタイミングと色彩で発光することにより、光の粒子が浮遊し、空中に多様な形態を描き出す。レールの構造特性と通信制御技術を融合し、光の明滅を三次元空間としてデザインされており、観客の位置によってイルミネーションの見え方が変化する。
(協力:Digi International / P板.com)

© Daito Manabe (4nchor5 la6 / Rhizomatiks)

プロフィール

真鍋 大度

MANABE Daito

日本

1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー (IAMAS) DSPコース卒業。ジャンルやフィールドを問わず、プログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。MIT Media Lab、Fabricaをはじめ、世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。openFrameworksの開発者会議、cycling '74のExpoにプレゼンテーターとして参加。Prix Ars Electronicaでは2009年度審査員を務め、11年インタラクティブ部門優秀賞受賞。文化庁メディア芸術祭においては優秀賞1回、審査委員会推薦作品選定は7回を数える。

( 2011 )

石橋 素

ISHIBASHI Motoi

日本

エンジニア、アーティスト。ライゾマティクスリサーチ代表。デバイス、ハードウェア制作を主軸に活動。

( 2017 )

贈賞理由

光源がダイナミックに点滅 、浮遊する巨大空間
制御されたおびただしい点滅光源が、空中をダイナミックに動き回り、幻想的な光の空間を生み出すインスタレーションである。発想と定着が高度に合致しており、テクノロジーを正確に用いて、意図する表現を生み出すメディアアート表現として高い水準にあると判断された。実際の装置は、空中に設置された八の字ループのレールの上を、緻密なコントロールで送り出される無数のボールが転がっていくというもの。ボールの中に仕組まれたLEDは通信制御で発光のタイミングが制御されており、飛翔する光の群舞を、実在する大きな三次元空間として体感できる。観客の視点の移動に従って運動する光源の群れの見え方も変わっていく。インスタレーションならではの魅力あふれる作品である。

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