今年度のフェスティバルへ

エンターテインメント部門

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優秀賞

水道橋重工「KURATAS」

倉田 光吾郎/吉崎 航

KURATA Kogoro / YOSHIZAKI Wataru

ロボット [日本]

「KURATAS」プロジェクトは、「巨大ロボに乗りたいけれど、どうやら誰もつくってくれない、そしたら自分でつくろうかな」という、アーティスト倉田光吾郎の純粋な動機から2010年6月より始動。途中、ロボット制御エンジニアの吉崎航がプロジェクトに加わり、約2年間の製作期間を経て、2012年7月29日に幕張メッセで行なわれたワンダーフェスティバル2012[夏]において、数千人の観客の前で披露。成功を収め、国内外のメディアやSNS等で多大な反響を得る。高さ4m、重さ4tの巨大ロボット「KURATAS」は、人間がコックピットに搭乗し、操縦できるのが特徴で、腕や上半身を自在に動かし、走行も可能。現在「KURATAS」の量産化を目指しブラッシュアップに取り組んでいる。
(サイズ:縦500cm×横300cm×高400cm|重量:4t|素材:鉄等|システム・ソフトウェア:「V-Sido」(ヒューマノイドロボットをリアルタイムで操縦するためのソフトウェア))

© Suidobashi Heavy Industry

プロフィール

倉田光吾郎

KURATA Kogoro

日本

1973年、東京都生まれ。現代美術家。91年『FROM-ATHE-ART』で佳作を受賞し、個展を開く。その後、アーティストとして活動を開始。新国立劇場『フィガロの結婚』(1999)で舞台装置制作を担当。『装甲騎兵ボトムズ』(2005、サンライズ)の実物大スコープドッグ製作を手掛け、大きな注目を集める。 フリーキックマシン「カストロール1号」(2012、カストロール社)を制作し、キックスピードのギネス記録を更新。

( 2012 )

吉崎 航

YOSHIZAKI Wataru

日本

1985年、山口県生まれ。奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程2年。独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)技術スタッフ。小さい頃からロボット作りに興味を持ち、大学院まで一貫してロボット製作に携わる。昨年、未踏IT人材発掘・育成事業に採択されたことをきっかけに、人型ロボット用インターフェースソフトV-Sidoを開発。Infinity Venture Summit 2010 springにおいてグランプリを受賞。

( 2012 )

贈賞理由

巨大なロボットに乗って、自分で思いのままに操縦してみたい─そんな素朴で普遍的な人々の夢を実現したのが、倉田光吾郎と吉崎航の2人による制作チーム「水道橋重工」が開発した「KURATAS」である。そのスケールに驚かされるだけでなく、特に背面から見たときのディテールの美しさも見事である。加えて、CG操作による全身駆動を可能にする「V-Sido」という制御ソフトの採用、未来感溢れるコックピットのインターフェイス・デザインと、さまざまな技術と美学が統合されたトータルな完成度が素晴しい。「KURATAS」はオンラインでカスタマイズと購入ができる。まさにこれこそが、今の時代の最高の「ザ・エンターテインメント」ではないか!

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