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エンターテインメント部門

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大賞

Perfume "Global Site Project"

真鍋 大度/MIKIKO /中田 ヤスタカ/堀井 哲史/木村 浩康

MANABE Daito / MIKIKO / NAKATA Yasutaka / HORII Satoshi / KIMURA Hiroyasu

ウェブ、ソースコード、パフォーマンス、振付、楽曲 [日本]

テクノポップグループPerfumeの世界デビューを記念したプロジェクト。ファンとクリエイターの手によって世界へ羽ばたくという一貫したコンセプトのもと、ティザーサイト、オープンソースプロジェクト、そしてPerfumeメンバー本人たちによるライヴパフォーマンスまでを包括する大プロジェクトを企画・制作した。オフィシャルサイト立ち上げ後のオープンソースプロジェクトでは、サイト上でオリジナル楽曲と振付のモーションキャプチャデータをフリーで配布。ソーシャルコーディングサービスGitHub上には、データを使用するための機能拡張やサンプルコードを用意してプログラマーによる二次創作を促した。これにより世界各国からバリエーションに富む500以上のプロジェクトが生まれた。世界ツアーでは本プロジェクトで生まれた作品の公開、そして配布した楽曲と振付を用いた本人たちによるパフォーマンスを行なった。
(システム・ソフトウェア:C++、Java、AS3、Max)

企画・ディレクション・プログラミング:真鍋 大度(Rhizomatiks)│振付・監修:MIKIKO│作曲:中田ヤ スタカ(capsule)│Websiteクリエイティブプログラミング:堀井 哲史(Rhizomatiks)│Websiteアートディレクション・デザイン:木村 浩康(Rhizomatiks)│Websiteプログラミング:2bit(bufferRenaiss)│サーバーエンジニア:中浜 大輔(Rhizomatiks)|マークアップエンジニア:三登健太郎(RaD)│プログラミング:比嘉 了(Rhizomatiks) 、堀 宏行(Rhizomatiks)│企画:株式会社 アミューズ、ユニバーサル ミュージック合同会社│Support:Rhizomatiks/4nchor5 La6/加島 貴彦(P.I.C.S.)/福沢 泰/水野 祐(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)
©株式会社ライゾマティクス + 株式会社アミューズ + ユニバーサル ミュージック合同会社

プロフィール

真鍋 大度

MANABE Daito

日本

1976年、東京都生まれ。アーティスト、プログラマーとして活動。デザインファーム ライゾマティクス、ハッカーズスペース4nchor5La6ディレクター。高度なプログラミング技術と徹底したリサーチ、独創的なアイディアでエンターテインメントをはじめ多様なジャンルにおいて新たな境地を切り拓く。

( 2012 )

MIKIKO

日本

1977年、東京都生まれ、広島県育ち。演出振付家。Perfumeの振付・ライヴ演出を手がけるほか、さまざまなMV・CM・舞台の振付を行なう。空間を色づけ、まるで音が見えてくるような振付は、歌詞の世界観を視覚で広げ、踊り手の魅力を最大限に引き出す。「五感に響く作品作り」がモットー。

( 2012 )

中田 ヤスタカ

NAKATA Yasutaka

日本

1980年、石川県生まれ。音楽家。

( 2013 )

堀井 哲史

HORII Satoshi

日本

1978年、埼玉県生まれ。東京造形大学デザイン学科卒業。IAMAS DSPコース卒業。プログラミングを主体に映像制作を行ない、インスタレーション、ライヴパフォーマンス、VJ、コマーシャルなどさまざまな形態で作品発表、デザインワークを手がける。

( 2012 )

木村 浩康

KIMURA Hiroyasu

日本

1981年、千葉県生まれ。東京造形大学卒業。ライゾマティクスアートディレクター、デザイナー。

( 2012 )

贈賞理由

言わずと知れたPerfumeの世界デビューのためのプロジェクトである。これまでもアイドルという立ち位置を崩すことなく、最先端テクノロジーを用いたミュージックビデオやパフォーマンスを行なって来た彼女たち。今回は世界デビュー用のオリジナル曲の楽曲データとモーションキャプチャデータを配布して、ファンとクリエイター、いやファンというクリエイターたちとともに世界に向けたPerfume像を作り上げた。彼女たちの特徴的なダンスは、以前よりネット上でそれを「踊ってみた」というかたちで人間にコピーされたり、あるいはTHE IDOLM@STERや初音ミクなどの仮想アイドルに踊られてきた。つまり数々の二次創作のためのソースとして流通してきていた。本プロジェクトは、コンシューマによるこうした創作のうねりを否定するのではなく「創作の現在形」として公式に、そして用意周到に後押しした。その行為自体がエンターテインメントという「創作の現在形」になりえたのだろう。

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