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エンターテインメント部門

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  • ©2014 Florian Born

新人賞

Auto-Complain

Florian BORN

アプリケーション、ウェブ、ガジェット [ドイツ]

『Auto-Complain』はインタラクティブなアプリケーションと装置によって、サイクリストがより快適に走るためのシステムを実現する。アプリケーションをインストールしたスマートフォンを自転車に取り付けて走ると、大きな道の凹みを自動的に記録したり、凹みの部分にスプレーを噴射して目印を付けたりすることができる。そしてその走行データは、凹みの情報とともにウェブ上のプラットフォーム(auto-complain.com)に送られ、目的地に着くと、修復が必要な道路のマップが出来上がる。マップをPDFファイルにして公的な道路改修の担当部署に送れば、改善への注意を喚起することもできる。更にスプレーデバイスを使えば、道路の凹みをマーキングし、他のサイクリストへ知らせることも可能だ。

©2014 Florian Born

プロフィール

Florian BORN

ドイツ

メディアアートとメディアデザインの中間領域で活動するインタラクションデザイナー。ブレーメン芸術大学のデジタルメディア科を卒業した後、ベルリン芸術大学にて修士課程に進み、ニューメディアを学ぶ。仮想世界と現実世界を結ぶことに興味を抱き、ニューテクノロジーやクリエイティブコーディングを研究している。

( 2014 )

贈賞理由

このアプリをサイクルコンピュータやナビのように自転車に搭載し、走行中に道路のバンプを検知すると(道路の修復が必要な)その箇所をスプレーでマークし、更にその位置を地図に記載して行政に報告することができる。この作品はアプリケーションのカテゴリーで応募され、確かにその中核にあるのは自転車に搭載されるiPhoneアプリではあるが、作品自体は単なるアプリを超えてガジェットやウェブ、コミュニティやポリティクスへと広がっている。アプリは決してディスプレイやデバイスの中に収まるものではないことを示す好例でもある。(久保田 晃弘)

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