アニメーション部門
審査委員会推薦作品
何も見なくていい
伊藤 圭吾
ITO Keigo「ふだん自分は何を見ているのか」をテーマにした手描きアニメーション。制作には、鉛筆、パステル、油絵具を用いている。描いた絵をデジタルカメラで撮影し、デジタル上での加工・合成を極力排して映像化している。精神世界のように非現実的な電車内で、外部との接触を絶ち、自らの顔面を内側に回転させ何も見なくった若者と、その顔に黙々とゴミを詰め込んでいく男を描く。
(3 min. 38 sec.)
©2015 ITO Keigo
プロフィール
伊藤 圭吾
ITO Keigo1992年、茨城県生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科在籍。