アニメーション部門
審査委員会推薦作品
ディス イズ マイ ハウス
大川原 亮
OKAWARA Ryo家庭と外部の狭間でほんのわずかに成長する少年の一瞬を切り取った思春期の物語。作者自らの中学生時代を下敷きに制作したフィクションである。小さな非行を繰り返す少年は苦いブラックコーヒーを飲むことができないが、角砂糖を差し出す母の手をいつも払いのけていた。グラフィックデザインとしても成立するような画面構成に挑んでいる。
(13 min. 50 sec.)
©2015 Super Milk Cow Inc.
プロデューサー:久保亜美香(株式会社スーパーミルクカウ)、エグゼクティブプロデューサー:尾澤文平:(株式会社スーパーミルクカウ)
プロフィール
大川原 亮
OKAWARA Ryo1986年、神奈川県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、2012年東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了。第13回文化庁メディア芸術祭奨励賞受賞。