アート部門
審査委員会推薦作品
記念写真
海老原 祥子
EBIHARA Shoko全国の観光地にある団体客用の撮影台に作家がスーツ姿でひとり立ち、現地の撮影業者に撮影してもらった写真を購入する。ネガやデータは手元に残らず、撮影依頼から購入までの一連の流れと、渡された1枚の観光写真が作品となる。日本各地を舞台に、ほぼ同じ構図の写真のなかでアイコン的に映る作家が、さまざまな日本の風景にインストールされていく。
©Shoko EBIHARA
プロフィール
海老原 祥子
EBIHARA Shoko東京都生まれ。写真家、美術家。