エンターテインメント部門
受賞作品
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優秀賞
Dark Echo
Jesse RINGROSE / Jason ENNIS
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優秀賞
Drawing Operations Unit: Generation 1
Sougwen CHUNG
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優秀賞
Solar Pink Pong
Assocreation / Daylight Media Lab
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優秀賞
Thumper
Marc FLURY / Brian GIBSON
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新人賞
ほったまるびより
吉開 菜央
YOSHIGAI Nao -
新人賞
Black Death
Christian WERNER / Isabelle BUCKOW
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新人賞
group_inou「EYE」
橋本 麦/ノガミ カツキ
HASHIMOTO Baku / NOGAMI Katsuki
審査委員会推薦作品
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あいうえお作文 RAPプロジェクト
くろやなぎ てっぺい(NOddIN)
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あつまれ! わくわくパーク
小山 拓也
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あなたは原発の寿命を知っていますか?
津田 大介/小嶋 裕一/前田 豊/牛尾 憲輔/松竹 誠
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感情纏身装身具
片貝葉月
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口先番長 VS
『口先番長 VS』制作チーム (代表:池尻 大作/西沢 学)
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しずくのことば
宮岡 瑞樹/石川 泰昭
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ズームイン顔
佐々木 遊太
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絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode
『絶対絶望少女 ダンガンロンパ Another Episode』 開発チーム(代表:寺澤 善徳)
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東京大空襲証言映像マップ
山本 唯人/早乙女 愛/野口 靖
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東巨女子
松 宏彰/岡村 靖弘/金谷 尚和/石田 洋平/吉村 瞳
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復刻新装版学研電子ブロックEX-150
『復刻新装版学研電子ブロックEX-150』制作チーム(代表:前田 保典)
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本のアプリStand
井上 隆行
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Alagoas 「Ghosts」
DVEIN
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ALCOHO-LOCK
尾形 靖/佐藤 秀昭/坂本 尊徳/
Sandeep BHARDWAJ/Mayank KUSHWAHA -
Cupidiculous
Panop KOONWAT
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DANCING PAPER
動いた。
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Line Wobbler
Robin BAUMGARTEN / Matthias MASCHEK
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NOISE3
Philip Modest SCHAMBELAN / Kristian ANDRESEN / Michal BANISCH / Jarii VAN GOHL
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OK Go 「I Won't Let You Down」
原野 守弘/Damian KULASH, Jr./関 和亮/西田 淳/振付稼業 air:man
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OUT IN JAPAN
『OUT IN JAPAN』制作チーム (代表:松中 権/レスリー キー)
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Perfumeライブ「SXSW 2015」
Perfume/MIKIKO/中田 ヤスタカ/真鍋 大度/花井 裕也/石橋 素/堀井 哲史/菅野 薫
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Plug & Play
Michael FREI / Mario VON RICKENBACH
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Polyphonic Drawing
木継 則幸/荒川 健司/阿部 奈々子/可兒 健城/辻村 和正/山屋 健
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Prune
Joel MCDONALD
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PRY
Tender Claws (Samantha GORMAN / Danny CANNIZZARO)
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Temporality
James Earl COX III / Julie BUCHANAN
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The Last of Us® Left Behind – 残されたもの –(単体版)
『The Last of Us®: Left Behind –残されたもの–』 制作チーム
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VISTouch
安本 匡佑/寺岡 丈博
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W.U.R.M: Escape from _a_ dying star
Monica RIKIC / Grayson EARLE / Peter VAN HAAFTEN / WONG Hang Yue / Jessica BLANCHET
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YASKAWA BUSHIDO PROJECT / industrial robot vs sword master
『YASKAWA BUSHIDO PROJECT』制作チーム (代表:阿部 光史)
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YASKAWA×Rhizomatiks
×ELEVENPLAY真鍋 大度/MIKIKO/石橋 素
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Yuki Matsumura 「solo scum」
向 純平
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2.5次元マスク
くわがた/岩渕 真紀/宮崎 まり
審査講評
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主査
飯田 和敏
ゲーム作家/立命館大学映像学部教授
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宇川 直宏
現在美術家/京都造形芸術大学教授/DOMMUNE主宰
全身勉強家の毛穴から染み出した体液
今年で3年連続審査委員という大役を仰せつかったわけであるが、エンターテインメント部門だからこそ触れることができる、テクノロジートレンドの変遷を目の当たりにした有意義な体験であった。現在、シンギュラリティ(技術的特異点)における2045年問題が話題になっているが、人工知能がクリエイ …
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工藤 健志
青森県立美術館学芸員
来るべき未来の予感を孕むもの
最先端のテクノロジーや技術的なトレンドにさほど詳しいわけでもない美術館の学芸員は、どのようにエンターテインメント部門の審査へ関わるべきか。個人的には情報化社会のメインフォーマットがスマホ+インターネット+SNSとなった現在、思考パターンや行動様式にある種の均質化が進み、コミュニケーショ …
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東泉 一郎
デザイナー/クリエイティブディレクター
転調の前の休符のようなスペースに浮き上がってきたもの
僕らの生きるこの世界の状況とテクノロジー、そして、人間のクリエイティビティやイマジネーション、これらは、時代とともに、抜きつ抜かれつを繰り返してきた。新しい技術や道具を手にすることによる状況の打開と新たな表現の可能性。新たな状況によって生まれる、新たな気分、新たなコモンセンス、新たなテーマ。そ …
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米光 一成
ゲームデザイナー
世界のすべてがエンターテインメントであれ
メディア芸術、さらにエンターテインメント部門という混沌かつ野放図なカテゴライズから、作品たちははみ出している。という思いは前回よりも強く、比べようもないものを比べて、大賞や優秀賞といった区分に苦しみながらはめこむ困惑はさらに増した。まずはそれを喜ぼう。既存の秩序の内側にあったり、明快 …
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むき出しになった表現、エンターテインメントの変節
「オモテに出ろっ!」と私たちを路上に誘ったのは、昨年の大賞作品『Ingress』だった。戦後70年という重大な節目を迎えた2015年。人々の表現は「オモテに現われ」ていた。それは作品の形態をとらない直接行動、むきだしの「表現」である。夏から秋にかけ国会議事堂前に集まった多くの群衆。そのエネルギーを無視する …