マンガ部門
審査委員会推薦作品
健康で文化的な最低限度の生活
柏木 ハルコ
KASHIWAGI Haruko社会福祉に従事する新人ケースワーカーとして「生活保護」の現場に関わることになった主人公の奮闘を描いた作品。新卒公務員の義経(よしつね)えみるは、福祉事務所に配属され、そこを訪れるさまざまな事情を抱えた人々の姿を目の当たりにし、悩みながらもそれまで知ることのなかった現実と向かい合っていく。
©Haruko KASHIWAGI/SHOGAKUKAN
プロフィール
柏木 ハルコ
KASHIWAGI Haruko1969年、千葉県生まれ。マンガ家。1995年、『ヤングサンデー』(小学館)にて『いぬ』でデビュー。同誌で『よいこの星』や2008年に映画化された『ブラブラバンバン』などを手がける。『週刊ビックコミックスピリッツ』(小学館) 2014年第27号─29号、39号─43号、48号、49号