マンガ部門
審査委員会推薦作品
トミノの地獄
丸尾 末広
MARUO Suehiro母親に捨てられ、帝都の見せ物小屋に売り飛ばされた双子のトミノとカタンが過酷な運命に翻弄される姿を描くロマネスク怪奇幻想復讐劇。大正末期の東京を舞台に、悲劇的な宿命を背負った兄妹の地獄巡りが始まる─。海外で翻訳書も発売され、世界的な人気を誇る作者が手がける初の長編作品。
©MARUO Suehiro 2014
プロフィール
丸尾 末広
MARUO Suehiro1956年、長崎県生まれ。マンガ家、イラストレーター。第13回手塚治虫文化賞新生賞受賞。『月刊コミックビーム』(KADOKAWA)2014年3月号─連載中