アニメーション部門
受賞作品
審査委員会推薦作品
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愛のかかと
円香
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終物語
西尾維新
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風の又三郎
山田 裕城
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劇場版響け!ユーフォニアム ~北宇治高校吹奏楽部へようこそ~
石原 立也
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甲鉄城のカバネリ
荒木 哲郎
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Satie's Parade
山村 浩二
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青春おじいさん
土屋 萌児
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ちえりとチェリー
中村 誠
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眠れない夜の月
八代 健志
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僕だけがいない街
伊藤 智彦
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みつあみの神様
板津 匡覧
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モブサイコ100
立川 譲
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Decorado
Alberto VAZQUEZ
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FEED
岡崎 恵理
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For you
SHI Yajun
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Ghost Cell
Antoine DELACHARLERY
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In Other Words
Tal KANTOR
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Jungle Taxi
キム・ハケン
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Kukuschka
Dina VELIKOVSKAYA
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Light Sight
Seyed M. TABATABAEI
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L'OEil du Cyclone
平岡 政展
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oldman youngman
加賀 遼也
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Peripheria
David COQUARD-DASSAULT
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Slowly Rising
稲葉 秀樹
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Somalia94 - The Ilaria Alpi affair
Marco GIOLO
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THE EMPTY
JEONG Dahee
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The Unnatural
Marcos SANCHEZ
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Ticking Away
Michael SEWNARAIN
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Ughh ugh
SHI Yajun / Uma SHARMA
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Waiting For the New Year
Vladimir LESCHIOV
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Way of Giants
Alois DI LEO
審査講評
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木船 徳光
アニメーション作家/IKIF+代表/東京造形大学教授
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主査
髙橋 良輔
アニメーション監督
ソーシャルメディアがネット世界を駆け巡る
「今年は楽だな」と、いささか軽率だが審査が始まった2016年9月には思っていた。それは今年の応募作に『君の名は。』があったからである。この時点で私はまだ本作を見ていなかったが、実際に大阪のシネコンの平日午前中の上映に接し、記録的大ヒットの現実をこの目で確かめることができた。一連の審査会で『君の名は。』は …
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西久保 瑞穂
映像ディレクター
映画とどう向き合うか
アニメーションという表現媒体の多様さと面白さを再確認した審査だった。特に高密度で描かれた『君の名は。』と余白が多い『父を探して』はアニメーション映画として好対照の作品だ。大ヒットした『君の名は。』は、実写を超えた美しい美術、細やかな動きの作画、感情に訴えかける音楽、そして何よりもメリハリの効いた演出 …
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森野 和馬
映像作家/CGアーティスト
アニメーション表現への期待
今年度から審査委員として参加したが、応募作品の質と量には驚いた。特に短編アニメーションはさまざまな表現方法と、短い尺から30分近い尺まで559作品もの応募があった。本来、同じ土俵での審査が困難とも思えるので、評価するのは極めて難しい作業となった。しかし、それこそが本芸術祭の魅力であり、私としても刺激のあ …
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横田 正夫
医学博士/博士(心理学)/日本大学教授
多様な日本のアニメーション
第20回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の審査は大変さのなかにも楽しさがあった。作品に対比してみるそこで作品に触れて感じたことを記してみたい。まず日本の作品は過去へのこだわりが強いということである。この傾向は今に始まったことではないが、より強まっているように見える。例えば、『君の名は。』では過去 …
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長編アニメーションの年
日程の関係等でエントリーされていない作品も含め、2016年は長編アニメーションの年だったと感じる。佳作、力作、傑作が揃った年だったので、大賞作品は長編にということは比較的スムースに決まった。そのすべてが応募されているわけではないのだが、審査に参加し、あらためて日本で公開された長編アニメーションの数に圧倒 …