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アート部門

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  • Photo: Kikuyama

審査委員会推薦作品

形骸化する言語

菅野 創/やんツー

KANNO So / yang02

メディアインスタレーション [日本]

人工知能が文字の形とパターンだけを学習し、意味は成さないが文字のように見える線を生成し、書き連ねる作品。本作の元になった文字の形は「あいちトリエンナーレ2016」にて収集された、各国の作家10人による手書きのステートメントや作品解説である。各文字体系の形状に加えて手癖も学習されており、プロッターで筆記される線はあたかも重要な言葉のごとく、見るものを欺くようでもある。
[310 cm (W) x 135 cm (L) × 15 cm (H)]

© 2016 So KANNO and Takahiro YAMAGUCHI

プロフィール

菅野 創

KANNO So

日本

1984年、千葉県生まれ。ベルリン在住。テクノロジーの進化や変化がもたらす事物の本質的な変化に自覚的に、新しい視点をもたらすべく作品を制作する。

( 2019 )

やんツー

yang02

日本

1984年、神奈川県生まれ。行為の主体を自律型装置などに委ねる作品で、人間の身体性、表現の主体性を問う。

( 2017 )

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