アート部門
審査委員会推薦作品
Useless Weapons Series
Alexandra EHRLICH-SPEISER
あらゆるものがデジタル化され複製可能となった現代。3Dプリンターで製作可能な武器データに焦点を当て、暴力を破壊することを試みた作品。ダークウェブで取引される銃や手榴弾のデータファイルの一部を、平和を訴える歌詞などに書き換えることでグリッチ(誤作動)を起こす。プリントされた物はおおよその原形を保ちながらも武器としては機能しなくなっている。
プロフィール
Alexandra EHRLICH-SPEISER
1969年、オーストリア、グラーツ生まれ。ウィーンを拠点とするメディアアーティスト、クリエイティブ・ディレクター。