アニメーション部門
受賞作品
審査委員会推薦作品
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きつね環世界
へいはち
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きみと、波にのれたら
湯浅 政明
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甲鉄城のカバネリ 海門決戦
荒木 哲郎
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サイシュ~ワ
ぬQ
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シャラボンボン
幸 洋子
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深海の虹
鋤柄 真希子/松村 康平
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絶望の怪物
コタニ ジュンヤ
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空の青さを知る人よ
長井 龍雪/岡田 麿里/田中 将賀
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どろろ
古橋 一浩
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白蛇:縁起
黄 家康/趙 霁
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プロメア
今石 洋之
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マイ・ラグジュアリー・ナイト
水尻 自子
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ムタフカズ
西見 祥示郎/ギヨーム “RUN” ルナール
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ゆめみのえ
山村 浩二
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羅小黒戦記
MTJJ木頭/顧 傑
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ANGEL’S TRUMPET
Martinus KLEMET
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Bear With Me
Daphna AWADISH
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BEASTARS
松見 真一/加藤 道哉
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CASTLE
宮嶋 龍太郎
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Hello, my dears
Alexander VASILIEV
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IHR
Amélie COCHET / Louis MÖHRLE
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Listen Papa!
Tatiana POLIEKTOVA / Olga POLIEKTOVA
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LOCOMOTOR
金子 勲矩
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Lola the living potato
Leonid SHMELKOV
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Mascot
KIM Leeha
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Movements
JEONG Dahee
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Now 2
Kevin ESKEW
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Orbit
Tess MARTIN
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Purpleboy
Alexandre SIQUEIRA
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Silny niezalezny kosmos
Damian KRAKOWIAK
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SSSS.GRIDMAN
雨宮 哲
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Still Lives
Elli VUORINEN
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Twinless
Sapir DANAN / Ronalee ISRAEL
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Winter in the Rainforest
Anu-Laura TUTTELBERG
審査講評
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和田 淳
アニメーション作家
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横須賀 令子
アニメーション作家
多様なアニメーション表現の魅力
今回初めて審査委員を務めて、4カ月かけて世界中からくる作品を一つひとつ見ることになり、改めてアニメーション表現は多様であり、どのような表現の仕方もありなのだ、ということを実感した。ドラマ、コメディ、ドキュメンタリー、実験、抽象、とさまざまなジャンルでさまざまな表現があり、イマジネーションも豊かで見応 …
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須川 亜紀子
横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院都市文化系教授
排除から包摂へ、そして生きる力へ
どの作品にもキラリと光るものがあり、選択をしないといけないことは、私には苦しくつらかったが、ここでは、メディアとテーマという視点から振り返ってみたい。アニメーション部門に応募できる作品は、映画、テレビ、ネット配信作品などの条件がある。それぞれのメディアの特徴を生かした作品づくりがなされているが、長期 …
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佐藤 竜雄
アニメーション監督・演出・脚本家
向き合うということ
今回初めての審査委員。まずエントリーされた作品一覧を眺めての感想。目立って長編映画が多い。確かに2019年、全国公開や単館上映などさまざまな作品のポスターが映画館を賑わせていた。本来のテレビの特別篇や単独の作品とは異なり、続編としての劇場、アプローチを変えての劇場。そんな作品が多く目についた。そんな場合 …
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宇田 鋼之介
アニメーション監督・演出
不透明なひとつの先の世界へ、力強く進む
今年度の文化庁メディア芸術祭は応募総数こそ減少したものの、アニメーション部門にかぎっては増加し、レベルの高い作品が多かったように思われる。大賞、優秀賞に惜しくも選ばれなかった作品のなかにも、応募年度が違っていたなら受賞していたのではと思える作品があり、審査委員を大いに悩ませ、実際に審査会のときには悩 …
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改めて感じるアニメーションの力
2019年は長編アニメーションが豊作だったらしい。文化庁メディア芸術祭の審査委員を初めてする私にとっては例年を知らないので豊作かどうかはわからないが、確かに見応えのある作品が多かった。技術レベルが高いのももちろんそうだが、雨、雪、火、風、水などの表現のしかたもえげつないほど素晴らしかった。そのなかで、審 …