アニメーション部門
審査委員会推薦作品
Lola the living potato
Leonid SHMELKOV
古い家に母親と赤ん坊の弟と犬と共に暮らす少女ローラの日常は、すでに亡くなっている祖父と想像のなかで遊ぶことで満たされているが、ある日見知らぬ男が家にやってきて、母親と家を買う相談を始める。愛するものと過ごす日々に別れを告げ、少し大人になったローラがその家を離れるまでを、ポール・ゴーギャンの絵を彷彿させるタッチで丹念 に描いた作品。
プロフィール
Leonid SHMELKOV
1982年、モスクワ生まれ。モスクワ州立印刷芸術大学にて、2000年から2005年にかけて本の挿絵を専攻。2009年、スクールスタジオSHARにてアニメーション監督について学び、卒業。これまでに国際的な映画祭で20回以上受賞している。現在、監督、脚本家、アーティスト、アニメーターとして活躍し、児童向け書籍の挿絵も描いている。