アート部門
受賞作品
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優秀賞
between #4 Black Aura
ReKOGEI(代表者:石橋 友也)
ReKOGEI (ISHIBASHI Tomoya, Representative) -
優秀賞
Ferriscope
Bull.Miletic
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優秀賞
Soundform No.1
Natura Machina(筧 康明/Mikhail MANSION/WU Kuan-Ju)
Natura Machina (KAKEHI Yasuaki / Mikhail MANSION / WU Kuan-Ju) -
優秀賞
Two Hundred and Seventy
Nils VÖLKER
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新人賞
drawhearts
Sebastian WOLF
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新人賞
Latent Space
Marian ESSL
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新人賞
Lenna
細井 美裕
HOSOI Miyu -
ソーシャル・インパクト賞
SOMEONE
Lauren Lee McCarthy
審査委員会推薦作品
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あなたはどこでもないところから眺めみる
佐藤 壮馬
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シナスタシア・ガーデン
山城 大督
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Alt-C
Michael SEDBON
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Anomy, for U.S. and Mexican News
Patrick MONTE / Brian QUESTA
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Box with the Air of Its Own Making
Gottfried HAIDER
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Cangjie
ZHANG Weidi / REN Donghao
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Coworo
松信 卓也/筧 康明
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Inspiration
Saša SPAČAL
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Last Words / TypeTrace
dividual inc. (ドミニク・チェン/遠藤 拓己)
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ORDER OF MAGNITUDE
Ben GROSSER
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Phase In, Phase Out
Judit Eszter KARPATI / Esteban DE LA TORRE
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Random Walk
Liat SEGAL
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Sodalguji
JUNG Kanghyun / LEE Hwayoung
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Terram in Aspectu
Liliana FARBER
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The Welcome Chorus
Yuri SUZUKI
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Unknown Territories – Searching for Islands
Merani SCHILCHER / Vinzenz AUBRY
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#HATE
Mirko EREMITA / David HOUNCHERINGER / Valerio SPOLETINI / Manuel OBERHOLZER
審査講評
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田坂 博子
東京都写真美術館学芸員
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Georg TREMMEL
アーティスト/研究者
バイオ・アート、バイオ・メディア、そしてバイオ・ポリティクス
文化庁メディア芸術祭アート部門の審査委員としての2年目はさまざまなことがありました。あいちトリエンナーレでの一連の出来事が日本とオーストリアの国交樹立150周年を記念するウィーンの「Japan Unlimited」展へも波及することによって、日本のメディアアートコミュニティや、文部科学省と繋がりのあるアーティスト、文 …
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池上 高志
複雑系科学研究者/東京大学大学院総合文化研究科教授
無意味さのメカニズム
学校では日本語が論理国語と文学国語に分けられ、あいちトリエンナーレが会期中に国からの補助金を取り消され、バンクシーのネズミを壁から引っ剥がして来て都庁で公開する。そういう時代に僕らは生きている。芸術とは何か、といったことに興味はないが、しかしそのような社会情勢下での芸術祭であることは頭のなかに入れて …
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阿部 一直
キュレーター/アートプロデューサー/東京工芸大学教授
審査の先に見るべきものを考える
文化庁メディア芸術祭は、応募に対する受賞評価がメインであり、年度によるテーマ設定や企画性は薄いため、応募作品による時流の傾向を反映するしか特徴を顕すことが難しい。しかしそのなかで、アート部門に関しては、受賞作品の展示性を強化することでメディアアートの特異性をバックアップすることが可能であると審査委員 …
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秋庭 史典
美学者/名古屋大学准教授
新しいものの創造という古い信念から
科学との協働から構想されたいまだ見ぬ生命の姿を、技術を含む生態系への洞察に基づきかたちにし、それを見るものの心に̶それが何かはわからないまま̶決定的な一撃を加える......そのようなものとの出合いが、文化庁メディア芸術祭の審査に臨んで私が心待ちにしているものであることは、前回の審査講評に書いたとおりです。 …
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メディアフォーマットと身体性の変容
文化庁メディア芸術祭アート部門の選考委員を過去に3年間経験してから約4年が経ち、今回初めてアート部門の審査に関わらせていただいた。この5年間で、大きく変化した流れがあるとするならば、審査基準のなかでカテゴリーの分類をなくそうとしている点で(実際の作品形態の分類は存在している)、それによって作品を総合的 …