今年度のフェスティバルへ

マンガ部門

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大賞

3⽉のライオン

⽻海野 チカ

UMINO Chica

[日本]

東京の下町・六月町に一人で暮らす桐山零は、高校生にしてプロの将棋棋士。史上5人目の中学生プロデビュー棋士として周囲からは期待が集まっていたが、学校では孤立し、対局でも不調が続いていた。零は幼い頃に事故で両親を失っており、生活のなかでも盤上でも、深い孤独を背負っていた。ある日、先輩棋士の誘いによって酒を飲み酔いつぶれていた零を川本あかりが介抱したことがきっかけとなり、川本家のあかり・ひなた・モモの3姉妹と零との関係が始まる。母を亡くし助け合いながら生きる3姉妹との日々や、ライバルとなる棋士たちとの対局、高校の教師の計らいによって入部した放課後将棋科学部(将科部)での体験などにより、零の閉ざされた心が少しずつ変化しはじめる。緊張感あふれる描写で表現された対局とともに、奥深い人間模様が零の成長を印象づけていく。棋士たちそれぞれが抱える複雑な背景や、いつも明るい次女ひなたのいじめ問題、3姉妹の追い出しを狙って現れた父、そして零とひなたの恋愛模様などを、ドラマチックかつスリリングな物語として紡ぎながら、詩情あふれるタッチでキャラクターの心模様を繊細に描く。

©︎ Chica Umino/Hakusensha

プロフィール

羽海野 チカ

UMINO Chica

日本

マンガ家。2000年『ハチミツとクローバー』でデビュー。

( 2012 )

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